Tuesday 15 September 2009

the speech - tweaked by sensei

この間(あいだ)、「難(むずか)しいことをやり抜(ぬ)こう」という本(ほん)を読(よ)みました。その本の「あの怖(こわ)い第一歩(だいいっぽ)」というチャプターで次(つぎ)の文章(ぶんしょう)を読んで、心(こころ)が動(うご)かされました。

「違和感(いわかん)や恐怖感(きょうふかん)をかかえながらも第一歩(だいいっぽ)を踏(ふ)み出(だ)せば、私たちの快適範囲(かいてきはんい)が広(ひろ)がります。自分のスキルと実力(じつりょく)も増(ま)し、意識変革(いしきへんかく)も起(お)こります。」

現在(げんざい)、私は日本の会社で働(はたら)いていて、2年以上(にねんいじょう)日本語を勉強(べんきょう)しています。そして神様(かみさま)の恩恵(おんけい)により、JLPT 3級(きゅう)に合格(ごうかく)できて、今は2級を勉強中(べんきょうちゅう)です。皆(みな)さんは感心(かんしん)してくれているかもしれませんが、私には秘密(ひみつ)があります。それは、日本人マネージャーに「おはようございます」や「こんにちは」のような、簡単(かんたん)な挨拶(あいさつ)すらいまだにできていないのです。
本に書いてあるとおり、怖(こわ)くて、慣(な)れていないことに踏(ふ)み出(だ)すことは、なかなかできません。しかし、ある日、勇気(ゆうき)を振(ふ)り絞(しぼ)って、友達(ともだち)と「日本語で挨拶(あいさつ)しよう」という計画(けいかく)を立(た)てました。次の日、何としてもマネージャーの方々(かたがた)に挨拶(あいさつ)しようと、全員(ぜんいん)が決心(けっしん)しました。しかし、友達(ともだち)ができたのに、日本語達者(にほんごたっしゃ)のはずの私は結局(けっきょく)何も言えませんでした。あらためて、自分(じぶん)の弱(よわ)さを知(し)りました。
やっぱり、理由(りゆう)は「恐怖感」(きょうふかん)にあると思(おも)います。本では、「恐怖感(きょうふかん)をかかえながら、神様(かみさま)を信仰(しんこう)することは無理(むり)だ」と言っています。また、聖書のテモテの本は、「神(かみ)がわたしたちに下(くだ)さったのは、臆病(おくびょう)な霊(れい)ではなく、力(ちから)と愛(あい)と慎(つつし)みの霊(れい)なのである。」と、私を励ましてくれています。

一生懸命(いっしょうけんめい)考(かんが)えているうちに、すごく大事(だいじ)なことがひらめきました。神様(かみさま)は、わざと私を弱(よわ)い人間(にんげん)にしてくれました。そうすることで、私は自分(じぶん)の力に頼(たよ)らず、神様(かみさま)の力で偉大(いだい)なことがやり遂(と)げられるのです。信(しん)じぬくことで、神様(かみさま)を賛美(さんび)することができるのです。

これからも幾度(いくど)失敗(しっぱい)すると思いますが、神様(かみさま)の加護(かご)で、きっと自分(じぶん)の快適範囲(かいてきはんい)から抜(ぬ)き出(だ)せると思います。みなさん、日本語だけでなく、どんなチャレンジに対(たい)しても、その怖(こわ)い第一歩(だいいっぽ)を踏(ふ)み出(だ)してみましょう。

ご清聴(せいちょう)いただき、ありがとうございました。

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